厚生労働省の中央最低賃金審議会(厚労相の諮問機関)の小委員会は、
2020年度の最低賃金について全国平均の目安を示さないことを決めました。
新型コロナウイルスによる景気低迷を受けて賃上げ凍結を主張する経営側に配慮した形です。
事実上、19年度の全国平均901円の据えきとなる見込みで、
最低賃金を引き上げるかどうかは都道府県の判断に委ねられます。
なお、東京都は前年の1013円から据え置き、神奈川県は1円アップの1012円となる見込みです。